音の長さを譜面通りきっちり確保する、
これとても重要ですね。
自分の演奏を聞き返して、リズムはおかしくないのになんか変な感じだな、というときは、ちゃんと音を伸ばせてなかったり、逆に切れてなかったりするように思います。
フレーズじたいは弾けているのに、聴いた人はしょぼいと感じるなら、それはもう弾けているとは言えない気がして怖くなりました…。
今まではトーンとリズム、このうちトーンにばかり目が行ってしまって。
リズム練習は肉体的にも精神的にも「クる」ので、避けていたように思いますがここで軌道修正できてよかったです
これはうちの生徒さんのコメントです。
フレーズじたいは弾けているのに、聴いた人はしょぼいと感じるなら、それはもう弾けているとは言えない気がして怖くなりました…。
ここがとても印象的でした。
ここが分岐点
弾けてるけど、リスナーがイマイチと感じる。
これはギタリストなら一度は体験する残念体験です。
ここで
俺はセンスがない
ということも出来るでしょう。
リスナーの耳がおかしい
ということも出来るでしょう。
でも、こういうものの捉え方をしても状況はよくなりません。
ここで
- なにか見えてない点があるはずだ
- なにかカバーできてない点があるはずだ
- なにかおかしい点があるはずだ
そう思えたら状況は変わるでしょう。
あなたの演奏を聞いてくれるのは誰か?
よーく考えてみましょう。
あなたの演奏を聞いてくれる人はだれなのか?と。
プロのギタリストですか?
それとも同じように趣味でギター弾いている人ですか?
それとも楽器も弾いてない、音楽は嗜む程度の素人でしょうか?
最後の人が圧倒的に多いでしょう?
じゃあ、その人たちにあなたの頑張りは見えるのか?
ということです。
その人たちがあなたの演奏技術とか、機材とか、理論とか理解してくれるんでしょうか?
ということです。
答えはNOでしょう。
でも、彼らは音楽を聴き比べたときにどっちがいいか、どっちが心地良いかを判断することは出来る。
何を持って判断してるんでしょうか?
実はこれで判断されている
その答えがリズムです。
リズムはとても本能的に、直感的に捉えることができるからです。
だから、リズムを大事にするギタリストはスルスルうまくいくけどそうじゃないギタリストは苦しむのです。