ある教師の話を聞きました。

とても心打たれたのでシェアします。

 

ある小学校教師の実体験。

この先生、御自身の娘さんがダウン症らしいです。

 

で、この先生。

御自身の娘さんを題材にして授業をしたといいます。

 

障害を持つ子が成長するに伴って「親からみた喜びと不安」にはどんなものがあるか、想像してもらうという内容の授業。

黒板を左右半分に分けて線を弾き、片方には不安、片方には喜びを書いてもらう授業。

 

いろんな意見が出るそうです。

 

中学生になったら勉強についていけなくなるのでは?という不安

いじめられるのではないか?という不安。

やっぱり出てくるのは不安ベースのものばかりらしいです。

でも、この日は違っていました。

ある生徒が口にしたそうです。

 

「先生、真ん中の線はいらないよね?」

 

理由を尋ねると

「勉強がわからなくても周りの人に教えてもらってわかったら喜びに変わる。

いじめられてもその人の優しい面に触れれば喜びに変わるから」

 

 

どうでしょうか。

スゴイと思いませんか?

小学生ですよ?

僕はスゴイと思いました。

 

言われてみれば物事とは多面的なものです。

そして、それらは密接に関係しているのです。

だからこそ、出来事に対する解釈など簡単に逆転させる事ができる。

 

「善悪」で判断したり、「正誤」で判断してレッテルを貼っていませんか?

レッテル貼ってもいいけど、都合悪いなら剥がして逆のレッテルを貼ることは可能なのです。

 

あなたは自分にとって有利なレッテルを貼ってるでしょうか?