「それは無理ですよぉぉ…」

 

そう言ってた生徒さんの話。

 

彼女、2回のレッスンで

無理だと言っていた曲、

弾けるようになりました。

 

なんでそんな事が出来たか?

 

いずれ弾けるようになりたいと

言っている曲にダメ元で

チャレンジしたからです。

 

一人で練習している時はやらなかった。

 

勝手に無理だと決め込んでいた。

 

でも、誰かが後押ししたらやるしかない。

 

で、やった。

 

結果、出来た。

 

ギターなんてのはそんなもんです。

 

そして、1つ出来たら

そこからたくさんのことを学びます。

 

この時の彼女は…

 

  • コードはちゃんと弾かなくても良い
  • リズムも多少なら変えても良い
  • 弾き方変えても良い時、悪いときの見分け方

等々。

 

いろんなことを学んだと言ってもらえました。

 

もちろん、いろんなことを学べるのは

レッスンの特徴です。

 

でも、この方がエライのは

たとえ「今の私には無理」と思ってても

「やれ」と言われてやるところです。

 

それが彼女の進歩の引き金に

なっているのです。

 

僕のレッスンで教わることなんてのは

「きっかけ」なのです。

 

大事なことはその引き金を引けるかどうか。

 

ここに本当の価値があると思うのです。

 

引き金弾いたら脳は新しい体験をします。

 

すると脳はその体験を踏まえて

次なる情報を捕まえる事が出来るのです。

 

その積み重ねで人は新しい情報に

アンテナが立つのです。

 

時間がないから

回り道したくないから

と言って、

 

とにかく情報を集めて、

最適な練習方法を選ぼうとすると…

 

脳は古いままだから本当に価値ある情報を

捕まえるアンテナが立たないのです。

 

ギターや音楽なんて練習している間は

ミスろうが下手なことやろうが

誰の迷惑にもなりません。

 

だったら、盛大にミスろうではありませんか。

 

盛大に下手な演奏をしまくろうでは

ありませんか。

 

この感覚が普通になったら

レッスンなしでも人は変わると思いますよ。