イメージトレーニングと聞いてどんなイメージを持ちますか?
怪しいと感じますか?
もしかしたらスポーツとか好きなら「おぅおぅ、スポーツのあれな」ってなってるかもですね。
そう、スポーツの世界ではかなり見聞きするワードです。
では、何故、アスリート達はイメージトレーニングを大事にすると思いますか?
これ、実は、、、
イメージと実際の身体を動かすのは脳的に差がないからです。
つまり、心身一如なんです。
イメージと身体は一体のものってことです。
脳的には現実の体験と想像上の体験に区別がない。
これは実はすごいヒントなのです。
1つ例をシェアします。
サポートクラスの生徒さんとかの演奏動画とか見ててもよくあるのですが、メソッド通りにやっているのになんか上手く弾けない人っているんです。
きれいな音はでてるのになんか違う、、、
そんなケースです。
これ、十中八九、リズムに問題があります。
でも、厄介なのは本人はちゃんとイメージして弾いているという事実
リズムだってちゃんとイメージされている。
だから、その証拠にそのリズムを歌うことが出来る。
そして、そういう状況だから御本人は何もおかしくないとおもっています。
でも、他人の僕が聞くと、、、、
相手のイメージにあるリズムがおかしかったりするのです。
これは歌ってもらったらわかります。
この状態だとイメージを書き換えない限り何をやってもギター演奏はよくなりません。
今のはトーンとリズムで話してますが、これは身体の使い方でもアドリブでも全てにおいて言えることです。
身体の使い方なら、ギターにとって都合よく、無理なく動かす方法を知っている人はその様にイメージできるからその様に動きますが、知らなければ当然身体に無理のある弾き方を良かれと思ってします。
アドリブだって、理論を知らなくても出来るアドリブを知っている人の行うイメージと理論ありきのアドリブを知っている人のそれは違うのです。
僕はかねてから
知っているだけではダメ、できないとだめですよ、とお伝えしていますが、、、
出来るようになるにはまず知ってないとだめなのです。
特に演奏はイメージがものを言いますので。
脳内に然るべきイメージがあるからいい演奏は成立する
これをぜひ、知っておいてください。