先日から書いている
ギターを習うべき5つの理由シリーズ。

第3回です。

1回目
https://beginnerguitarex.com/ho/

2回目
https://beginnerguitarex.com/gtk/

3回目はこうでした。

3.忍耐力、規律、認知力を向上させる

医者のパンフレットに書いてあるような話に
聞こえるかもしれませんが、
ギターを弾くことは
本当に多くの認知的メリットをもたらします。

楽器を習得するために必要な献身と忍耐は、
決して軽視すべきではありません。

コード表やオンラインのタブ譜を練習し、
タコができる痛みに耐えた経験があれば、
私の言っていることがよく分かるでしょう。

これらの教訓は、人生において貴重な
スキルへと繋がります。

さらに、ギターを弾くことで、
手と目の協調性、記憶力、問題解決能力が
向上します。

さらに歌も加えると、
マルチタスク能力も向上します。

こう書かれていました。

全く異論はありませんし、
これは確かに脳科学的なことを
ちょっと紐解いても
間違いでないことはわかるでしょう。

個人的に特に注目したいのはここです。

楽器を習得するために必要な献身と忍耐は、
決して軽視すべきではありません。

要するにそれなりに弾けるようになるのに
手間暇かかりますよ、と言っているのです。

上達するまで一朝一夕にはいかない。

時間を待つ必要がある。

しかも、ぼーっと待っておるだけではダメで
効果的な練習をしなければいけない。

それを「献身と忍耐」と言っておるわけです。

これは態度の問題、精神的な話であり
全然、異論はありません。

しかし、その後にある部分。

コード表やオンラインのタブ譜を練習し、
タコができる痛みに耐えた経験があれば、

ここには言及したいとおもいます。

タコができる痛みに耐える、
指が痛くなる
指先の皮がヒリヒリする

こういうのはよくあることではあります。

でも、ここから勝手に
ギターの練習は辛く、苦しいものを
耐え忍ばねばならない、というところへ
連想させてしまうケースが意外に多い。

献身と忍耐と言われて、
コード表、タブ譜と格闘し
タコができる痛みに耐える

といわれたら誰でも、練習は辛く苦しいもの
という連想をしてもおかしくありません。

でも、真相はこうではありません。

もちろん、先のように耐え抜く人もいるけど
ここには工夫の余地がある。

この工夫をやるかやらないか。

それによって、

これらの教訓は、人生において貴重な
スキルへと繋がります。

さらに、ギターを弾くことで、
手と目の協調性、記憶力、問題解決能力が
向上します。

さらに歌も加えると、
マルチタスク能力も向上します。

このメリットを享受できるか否かが
決まるような気がします。

外に答えを求めるのではなく
自分の感覚、内側に答えを見出すという
態度をもっていたら自然と工夫するでしょう。

仮に、人に教わったり、
レッスン受けたりするという
「外に答えを求める」ことをやったとしても
こういう態度を持っている人と
もってない人では
効果効能がまるで変わるのです。

自らの内側に答えを求める場合は
レッスンを受けたとしても
それを活用できるようになる。

一を聞いて十を知るという
活用ができるもの。

でも、内側に答えを求めずに
レッスンを受けると振り回されるだけです。

ギターを弾けるのと
それを人に間違いなく指導できるのは
全く違うスキルです。

実際によくあることですが
先生の言うことを聞いて
手を痛めた、なんて話は頻繁に耳にすることからも
明らかです。

先生の怠慢はもちろんですが、
教わっている側も自分を信じてないが故に
生じた被害とも言える部分があるのです。

お互いさまなのです。

だから、自らの内に答えを求めること。

もっと効果的な方法はないかと自問自答すること。

本来、効果とは何で、
何をやることでもたらされるもので、
そもそも楽器演奏とはなにか?

こういう根本を自らに問うことです。

自分なりの答えがでたら
具体的なアクションにすること。

そして、やってみてどうなったか確かめることです。

それが、「工夫を凝らす」ということであります。

これが出来てこそ、人生の質が高まるような
恩恵が得られるかと思います。