タイトルを見て

びっくりしたかもしれません。

 

でも….

もし、あなたが….

 

アドリブに取り組んでいる

作曲でギターをつかっている

ギターでフレーズを作っている

 

こういう場合、この記事は

無視してください。

 

この条件に当てはまる場合は

タイトルで書いたスケール練習は

無意味どころか意味を持つからです。

 

でも、あなたが

まずは普通に弾けるようになりたい。

 

人前で自信をもって「ギター弾けます」と

言えるくらいになりたいという感じなら、

タイトルの通り、スケール練習は

あまり意味をなさないはずです。

 

では、なぜ、スケール練習は

意味をなさないのか?

 

それを今日はお伝えしましょう。

 

話をわかりやすくするために

そもそもの話からスタートします。

 

ちょっとお勉強みたいな話になりますが

難しい用語や理論は使わずにお話しします。

 

そもそもスケールとは何なのか?

 

ここからいきましょう。

 

スケールとは「音階」というのが

その意味です。

 

では「音階」とはなにか?

 

これは簡単に言うと

フレーズの中で使われている音

そのものの事を指します。

 

例えば「ドレミファソラシド」というのは

スケールです。

 

これは学校で勉強する

最もメジャーなスケールです。

 

ここで、僕達がやっている音楽で

使われているフレーズがすべて

「ドレミファソラシド」のみで

作られていたら何の問題もありません。

 

その配置を覚えておくことや

その配置を身体に覚え込ませる練習には

意味があるでしょう。

 

でも、僕たちがやっている音楽で

使われているフレーズはすべてが

この「ドレミファソラシド」で

作られているわけではありません。

 

「ドレミ♭ファソラ♭シ♭ド」という音を

使って作られたフレーズも

普通にあったりするのです。

 

このようにスケールというのは

そもそもフレーズの中で

使われている音を

示しているだけのことなのです。

 

ここで先に挙げた対象外の人の条件を

思い出してください。

 

僕はこう書きました。

 

アドリブに取り組んでいる

作曲でギターをつかっている

ギターでフレーズを作っている

 

つまり、これってすべてが

音楽を作る、フレーズを作る人のことです。

 

そもそもスケールというのは

フレーズを構成する音そのものを

指し示しているだけ

というのは前述したとおりです。

 

つまり、これは言い換えたら、

スケールというのは

生み出す人が知っておくべき

知識であり、法則だということです。

 

だから、エレキギターの演奏の話に

スケールを持ち出したところで

直接影響がさほどなかったりするのです。

 

これがスケール練習にさほど意味がない

と言っている理由です。

 

「では、よくあるスケール練習というのは

どういう考えで作られたのか?」

 

というのが疑問になると思いますが、

それは長くなるのでこちらに書きました。

スケール練習のそもそも話