物事を学ぶのが上手な人というのがいます。

逆に下手な人もいます。

下手だったけどいつの間にか学ぶのが
上手になる人もいるし、
上手かったのに下手になった人もいます。

細かいことをいうと
色んなパターンがあるのですが、
あなたは自分で自分がどういうタイプだと
思いますか?

ちなみに学ぶのが上手=学歴が
いい人じゃないです。

学歴があっても学ぶの下手な人もいます。

逆に学歴はないけど学ぶのが
鬼上手な人もいます。

どんなパターンであっても学ぶのが
上手に越したことはない。

学ぶのが上手な人は
ギターも絶対にうまいですからね。

そんな学び上手がみんな共通して持っているのが
前回紹介した

素直に、謙虚に、没我して
うまい人の考え方、やり方、感じ方を
真似する

というポイント。

この、素直、謙虚、没我というのは
実は本質は1つです。

没我。

これが本質です。

没我というのは自分のことを脇に置くことです。

自分に執着していない人。

この点で僕ら日本人はめっちゃ有利なのです。

例えば…

夫が出世したら妻も一緒になってお礼を言ったり
子どもが誰かにものをもらったら親がお礼をいう

という感覚ありませんか。

これ、西洋では違うらしいですよ。

日本人的な感覚では例えば
パートナーが借金背負ったら
一緒になって協力して返済するようにするけど
アメリカとかだったらここは違うらしい。

夫が事業で失敗して借金こさえても
妻は関係ないというのがスタンダードな
感覚らしいです。

いくつか例を出しましたが、日本人は
こういうことからも我が没している感覚がある。

パートナーや家族が苦しんでるなら
自分も苦しむ。

問題を抱えるなら一緒に解決する。

そういう感覚が没我の現れです。

つまり、自分とパートナーは一体なんですよね。

この一体感、調和している感覚が
没我の正体。

だから…

素直に、謙虚に、没我して

というのはイエスマンになれ、という意味ではない。

そうではなくて、
お手本の心の動きまで読み取って
考え方、やり方、感じ方を真似する。

お手本の心の動きまで読み取ろうとするくらい
一体化しようとするから、
自分の勝手な思い込みなど脇に置けるわけです。

そういう真似の仕方。

没我的な真似の仕方が出来ると
学ぶのは強烈に上手くなるし
望む結果を掴むのも早い。

ギターひとつでも急速に弾けるようになる人は
こういうことを実践できた人だと
経験上思います。

没我すると勝手に素直に謙虚になるし
その状態でお手本を真似すると
それはそれは内容が深いのです。

そして、それは日本人の情緒的特性だから
僕らは有利なのですよ。

実際、日本は世界的にものまねするのが上手
といわれていた時期がありましたが
それはこういうことに端を発していると
思います。

まぁ、なんせ有利なのだから
自分が良いと思ったお手本には
没我して真似されるとよろしいかと思います。

追記

そう言えばギターとは関係ないけど
この没我的模倣を実践して
世界的に有名になった日本人は
この人だと思う

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