本当の事は見えにくい。

これは古来からあるパターンです。

それこそ、2500年前から言われています。

2500年前、仁義や礼の重要性が説かれました。

孔子が国を治めるのには仁義や礼が必要だ
と説いたのです。

それに対し、老子は
仁義や礼などというのは
大事なものが見失われたために必要になったものだ
と主張しました。

つまり、礼は重要なんだけど
本来あったはずの自然な状態に戻れば
いちいち意識しなくても出来ていることなのだ
と言ったわけです。

本当のことはこのようにして
見えにくいものである、というのは
2500年前から続くパターンです。

僕たちは2500年も経っているのだから
「そんなの当然だよね」と
言えていてもおかしくないのだけど…

残念ながら今でもこのパターンに
きれいにハマっております。

これはギターも全く同じだと思います。

普段から言っている話ですが
演奏を構成するのはトーンとリズムです。

イメージした音を
イメージしたリズムで表現する。

本来は2要素あるのに
片方ばかりなんとかしようとするのが
昔からあるパターンです。

ノイズのない音
アンプやエフェクターによる音色調整
スケール云々、コード云々…

全部、イメージした音を出すための努力です。

もちろん、トーンを良くする努力自体は
いいことです。

しかし、リズムがなおざりになると
片手落ちということになるから
演奏はもちろん
練習も効果が薄れてしまうのです。

これは約20年専業でレッスンしてきた経験からも
間違いないです。

リズムを軽んじていると
ろくなことがない。

でも、これは逆に言うと
リズムに目覚めると
すぐさま演奏は生まれ変わる
ということでもあります。

あなたはリズムを大事に出来ているでしょうか。

まずは日々、リズム的なアプローチを
一つでもいいから
実践していくようにしましょう。

追伸

もし、リズム的なアプローチと言われても
何をしていいのかわからない場合は
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