ギタープレイとはなんだろうか?

「先生、どうもこの子、学校で対抗意識燃やされているらしいです・・・」

 

そう言われたのは生徒さんのお母さん。

 

この生徒さん、今は中学生。

話を聞くと、同学年にもうひとりギターが弾ける子がいる。

そして、その子がすごく張り合ってくる。

それが親としてはなんかモヤモヤするらしいです。

 

 

カッコ良ければ全て良し

そこで、肝心の本人に聞いてみたんです。

「それを君はどう思っているの?」

と。

 

すると・・・

「まぁ、実際、あいつの方がうまいけど、どうでも良いかな」

 

 

予想通りの答えが返ってきました。

なので、お母さんには大丈夫、想像するようなことは起こりませんよ、この子はちゃんとうまく対処出来ると思うと伝えました。

結果、安心してもらえたようなので良かったよかった、という話だったのですが、このときにこの生徒さんが面白いことを口にしました。

 

ギターなんかうまくなくてもいいよ、かっこよかったら

素晴らしいと思いました。

そして、この子の演奏からするとそう思っていることも容易に想像できました。

 

 

うまいだけのギタリスト or かっこいいギタリスト

ちなみに、この子は実は幼稚園から小学校5年生まで不登校で問題があるとされていました。

でも、ギター弾けるようになってから自分の強みを発見したのです。

そっからは学校行くわ、中学受験して行きたいところに行くために死ぬほど勉強して行きたい学校行くわ、の大変身を遂げたすごい人です。

 

 

確かに普通の目で見ると演奏技術は粗削りでツッコミどころ満載かもしれません。

 

でも、彼女にはファンがたくさんいる。

結果、色んなライブハウスからオファーが来るようになったのです。

今では月に8本くらいのオファーが来るとか。

 

つまり、うまいギタリストではなくカッコ良いギタリストになったのです。

 

だからこそ、対抗意識を燃やされるのです。

一生懸命練習しているのにテキトーに練習しているように見える人の方が輝いて見えるからです。

 

そして、輝いている方はそんな嫉妬なんかどこ吹く風という精神的な強さを持っている。

僕は彼女の話を聞いて安心しました。

 

そもそも、上手いギタリストというのは、かっこいいギタリストのことなのです。

 

そして、かっこいいと思われるには演奏技術だけを追いかけてもダメなんです。

もちろん、演奏技術は必要です。

でも、それ以外にも必要なものがあるのです。

 

技術は人並みはずれている、でも、発言や行動から人間性の悪さ、いやらしさがにじみ出てたらどうでしょうか。

ということです。

 

カッコ良いギタリスト、上手いだけのギタリスト。

あなたはどちらになりたいでしょうか。

 

 

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