サブスクのギター練習サービスを使っている生徒さんから

こんなコメントいただきました。

 

 

> ちょっと弾いてみましたがシャッフルなんで
> ジャガジャガでなくて
> ジャンガジャンガなんですね。
>
>
> ゆっくりだとシャッフルっぽくなるんですが、
> なんせ速いので早くなると
> ジャガジャガになるというか・・・
>
>
> アップのとこをきっちり弾くというより
> ダウンの反動で軽く弾くようにすると
> 上手くいくような気がしてるんですが・・・
>
>
> 方向性は合ってますでしょうかね?
>
>
> いやぁ~ずっとバレーは指の関節部が
> 痛くなりますね

 

 

 

僕は普段から演奏の「感覚」を意識するように

伝えているのですが、

それってなかなか難しいことですよね。

 

 

 

だからこそ、感覚をあの手この手で言語化したり

なにかに例えたり、イメージさせたりして

伝えるのですが…

 

 

継続は力ですね。

 

 

この方、ちゃんと感覚捕まえてくれました。

 

 

> ジャガジャガでなくて
> ジャンガジャンガなんですね。

 

 

これが感覚を捕まえたと思われる部分。

 

 

 

そして、感覚を捕まえると

演奏は出来上がるんだけど

それを違う視点から分析すると…

 

 

> アップのとこをきっちり弾くというより
> ダウンの反動で軽く弾くようにすると
> 上手くいくような気がしてるんですが・・・

 

 

こういう表現になるわけです。

 

 

これで正解。

 

 

勿論、シャッフルは全部こうやって弾くのか?

と言われるとそれは曲によるので

単純化は出来ませんが、

課題として出したシャッフルは

これで良いのです。

 

 

 

このように感覚を捕まえるというのは

演奏においては本質だと思います。

 

 

普段、身体操作やトーン×リズムということを

強調しますが、これらも結局は

感覚を捕まえるためのツールなのです。

 

 

 

メソッドではなくフィーリング。

 

 

メソッドが要らない、という意味ではなく

フィーリングを得るのが本願だということです。

 

 

 

情報がたくさんあるとメソッドが

乱立しているように見えるんだけど

メソッドは道具であることを

忘れないようにしましょう。