名選手、名監督にあらず。
こんな言葉があります。
実に真理だと思う。
僕も常々これを情報発信してきました。
演奏うまいのとギター教える腕は
みんなが思うほど関係ない。
それを伝えてきたけど、
同じことをまさかの人が言ってました。
その方はインタビューでこういってます。
もし自分が若い頃にギターの
ビデオ・レッスンを受けることができるなら、
11歳の時にヴァン・ヘイレンの
ファースト・アルバムが発売されて、
僕に多大な影響を与えたから、
エディ・ヴァン・ヘイレンだな。
そう言ってその方はその後、
こう続けていました。
でも、素晴らしいプレイヤーと
素晴らしいギター教師というのは
同じとは限らないんだ。
そして、こう体験談を語りました。
例として話すと、
18歳でGITの講師になったとき、
僕は自分に凄く自信があったんだよ。クラスを受け持って、
「よっし、皆やるぜ~。こうやって弾いてみろ!」
なんてクラスで弾いて、
自分では皆のヒーローになった気分だった。でも数週間後、教務から呼ばれて、
生徒から苦情が来ているって言われたんだ。凄くショックだったよ!
僕はパフォーマーであって、
教師ではなかったんだと反省したよ。すごく勉強になった。
こう語るのはポール・ギルバート。
彼はプレーヤーとしてもコーチとしても
両方できるタイプ。
名選手であり、名監督でもあるすごい人であり
僕が学生のときに一度だけお会いし、
お世話になったある意味、僕の先生でもあります。
そんなポールでもこんな痛い経験をしている。
そして、コーチとしてもプレーヤーとしても
高い技術と人格を兼ね備えているポールは
こんなことを言い残しています。
学ぶことは楽しくなくちゃいけない。
激しく共感します。
このポールさんの哲学は多くの人が採用すると
ギターなんて難しい楽器ではなくなると思います。
追記
このポールの最後の
学ぶことは楽しくなちゃいけない。
これはホント真理。
一番ギター練習している
あなたに大事にしてほしいと思う教えです。
そして、これはきっとポールは知らないと
思うけど、この人が2500年前に
言ったことなのです。
↓