宅配便をやっている生徒さんが
興味深いコメントをくれました。
こんな内容です。
↓
普段あんまり見ないYoutubeで
たまたまCharの動画を見ていたら、
奥田先生が普段おっしゃっていることと
共通することを話していたので、
最後まで見てしまいました。そして、それが雑誌の特集のインタビューだ
ということがわかって、
その雑誌を買ってしまいました!それを読んでいたらやっぱり先生の教えと
共通している点がかなりあるように感じ、中略
で、(雑誌を読んで)印象に残ったことを
一つだけ挙げさせていただきます。あのCharさんがかつて、完全にカッティングをなめてた、と。
なかなか貴重な話だと思いました。
この話にはいろんな教訓が詰まっております。
僕はもはやギタリストというより
コーチ活動をメインにしています。
そういうことをやっていると
まるでギターをやめてしまった人
みたいに思われることがある。
ギタリストとギター講師は違うんですね、
そういう人からすると。
そういうのを感じるたびに
「勝手なこと思ってくれてるなぁ」
と思うのですが、
実際はギタリストもギター講師も
同じだと思っているので別に普段わざわざ
こうやって書くこともしません。
ギター講師をやっているからといって
ギター弾かないわけでは無いのだから
ギタリストと何ら変わりない。
ただ、自分の技術なり知識を
披露する形が違うだけなのです。
だから、ギターや音楽に対する探究心
という意味ではギタリストと同じである。
よって、charさんと言うことが被ってくるのは
当たり前。
僕もこの生徒さんが言っている
charさんの動画は見ましたが
共感できることだらけだったから
普段言っていることのどこが被っていたのかは
わかりません。
ましてや雑誌になるとまだ読んでないから
なんとも言えませんが、(これから読みます)
それくらい音楽やギターというのは
ちゃんとやったらみんな同じような方向性の
意見になるものかもしれません。
人間とはバイアスの塊みたいなところがあって
有名な人が言ってるから信用できるなどという
判断をしがちであります。
※ちなみにこれは2500年前の書物にも
書かれていることだから人間のサガでしょう。
そういうバイアスをもっている生き物だから
論じても詮無きことではありますが
情報に関してもネームバリューではなく
その有効性を判断できる様に
なっておきたいものです。
ということで、結局は、
真摯にやっている人はみんな
同じような結論にたどり着くということを
知っておきましょう。
あなたは真摯にギターを弾いてますか?
音楽をやる、ということを
真摯に取り組んでおるでしょうか?
追記
先の生徒さんがシェアしてくれた
最後のcharがカッティングを軽視していた
という話。
いい話ですね。
charさんみたいな日本を代表する
ギタリストでも、未熟な時期はあった
ということです。
そして、そういうときにはカッティング…
つまり、リズムギターを軽視する…
そして、それを円熟したときに
振り返って、至らなかったと言及する
ということはどういうことでしょうか?
それはリズムギターにこそ
ギターのミソがあるということでは
ないでしょうか。
こういうところに
しみじみと感じ入るところがある。
そして、未熟だった自分を
告白できるcharさんはすごいと
改めて思う次第です。