みにくいアヒルの子という話があります。
周りと姿が違うアヒルの話。
姿が違うからいじめられ、そんな中で
自分自身も
「自分は醜く、
誰からも愛されない存在なのだ」
と固く信じ込み、苦悩の日々を送る…
でも、成長して自分がアヒルではなく、
美しい白鳥であったことを知る…
という話。
これはただの童話だと思うかも知れませんが
実に示唆的です。
要するに同調圧力がかかると
本当のことがわからなくなる、
ということでもあり
本当のことは時間が経つと
誰の目にも明らかになる
ということです。
僕らの日常で
まさに起こっていることではないですか。
いろんなギタリストやギター講師、
本やYouTubeで…
基礎が重要です。
基礎を鍛えるには
このフレーズを弾くしかありません。
つまらないけど2年は我慢して弾きましょう。
とか言われて、本当は他の方法もあるのに
その可能性に気付けない。
そして、あなたは本当は白鳥でも
アヒルだと思い込む。
実にもったいないことです。
でも、思っている以上に日常的で
よくあることです。
あなたは同調圧力に屈してないでしょうか?
自分の演奏や練習内容に不満があるなら
こういうことを見直してみるのは
意外に効果的であることが多いですよ。
なぜなら、「自分は白鳥かもしれない」
と気づくことこそが、羽ばたくための
最初の条件になるからです。
追記
こういう話をすると
すぐに「アヒルは駄目なのか?」などと
いうことを言ってくる人がいるのですが
実に文学がわからない脳みそです。
情緒がない。
そういう情緒が乏しいと
ギターみたいな表現にまつわるものは
いつまでも良くならないといつも
思います。
その意味で寓話というのは良いですね。
情緒が育まれる気がします。
これなんか大人が読んでも
楽しめるストーリーの塊です。
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