昨日、ある生徒さんとズームレッスンしました。
この方、今回が初めてだったけど
実に素晴らしかったです。
こういうことをいうと怒られることがあるけど
人間はやはり顔に現れる。
見た瞬間に「できる人だ、絶対そうだ」と
思ったのです。
顔のパーツが整ってるとか造形美があるという
浅薄な話ではなく、顔つきが出来ている人は
必ず心が整っている。
ギターにおいてうまく自らの力を
発揮できないだけなのです。
そして、その力をいい意味でコントロールする
教えに出会ってない。
だから、ギター1つ満足に弾けない状態が
続くだけなのです。
レッスン自体は実に内容がありました。
質問や気になるところというのが
実に的確明瞭なので
答えも当然、的確明瞭になる。
よくレッスンは講師の力量が問われると
いわれます。
確かにそうでしょう。
脳無しではレッスンは出来ません。
プレーヤーやりながら人の指導ができるほど
甘いものでもない。
その意味で精神も必要です。
しかし、それは全体の半分。
残り半分は生徒さんが無意識に
自分自身と講師から
力量を引き出しているのです。
昨日の生徒さんはそれが出来ると思う。
だから、もっと話したいと
こちらに思わせるだけのモノを感じました。
リーダーシップという言葉の対極にあるような
言葉に「フォロワーシップ」というのが
あります。
このフォロワーシップというのは
単に「ついていく人」みたいに捉えられている
キライがあるけど、とんだ浅薄な見方だと
思います。
真のフォロワーシップというのは
リーダーから力量を引き出すのです。
能動的な関わり合い方をベースにする。
今回の生徒さんはまさにこれが出来る人だと
感じました。
相手から力量を引き出す。
僕は生徒さんから引き出されたかのようなもの。
そういう意味でいうと生徒さんがリーダーで
僕がフォロワーなのかも知れません。
まぁ、師弟、リーダー・フォロワー
どっちでもいいしなんでもいいですが
こうやって互いに互いの力量を引き出せるような
関係があることに改めて喜びを感じた
出来事でした。
是非、そういう能動的な関わりを
してみてください。
あなたは何を目指していて
今、どんな状態で
目指す地点に行くには何が必要か。
そして、それをするには
何をどれだけやる必要があるのか?
そういうことを考えることは
練習法を漁るより何万倍も
あなたのギターを楽しいものにしてくれると
おもいますよ。
追記
ちなみに、このフォロワーシップに関しては
古い話にこんなのがあります。
リーダーは舟であり、フォロワーは水である。
水は舟を前に進めるが、
同時に、舟を転覆させる力も持っている。
これは僕の意訳ですが、
実は政治論の古典に載っている話です。
ギターの場合はこのリーダーとフォロワーが
くるくる入れ替わりながら理想に向かっていく
というのが現実だと想います。
ちなみ先の話の出典は貞観政要という
古典だといわれています。
明治天皇や徳川家康、源頼朝が勉強した
というので有名な書物だけど
実は貞観政要がオリジナルではないのです。
最初の出どころはコレなんです。