ギター上達したい。
もっと自由に弾けるようになりたい。
でも、なかなかそうはならない…
もし、あなたが
そんな風に普段から感じているなら
1つ考えてみてください。
あなたがやっている練習内容、
どこまで理解できていますか?
「理解?そんなのどーでも良いよ。
結局、理解してても
弾けなければ意味ないんだから」
もし、先の問に対してこう思ったなら、
この話はあなたに大きなヒントをくれると思います。
イチローさんと
元日本ハムファイターズの稲葉篤紀さんの
対談があります。
話の内容がウェイトトレーニングの話に
なった時、イチローさんがこう言ったのです。
イチロー:
「(ウェイトトレーニングは)全然ダメでしょ。
人間には、自分の持って生まれたバランスが
絶対にある。
だって、トラとかライオンって、
ウェイトトレーニングなんかしないですからね。
でも、人間は知恵があるから、
いろいろなことをやってしまう。
本来のバランスを保っていないと、
筋肉が大きくなったときに、
それを支える関節や腱は鍛えられないから、
壊れてしまうんですよ。
重さに耐えられないから。
筋肉を大きくしたら、膝や関節にくる。
当たり前のことです」
稲葉:
「なるほど。
ただ身体を大きくするだけでは、
ダメだということですね」
イチロー:
「だから、トレーニングをする前に、
人体を理解することが大切なんですよ。
それでだいぶ差が出る」
要は闇雲に練習しているだけでは
だめだと言うことです。
自分の勝手な思いつきで練習しても
全く効果は出ないこともあるし
最悪害が出ることもある、ということです。
これ、ギターでも同じです。
その練習が何故効果があるのか、
ちゃんと得心しないといけないのです。
イチローさんも稲葉さんも
プロですからコーチがついているはずです。
それでも、こうやって自分の納得、得心を
もって練習しているのです。
楽しむというのはこういうことだと
思いますけどね。
こうやって追求して
結果が変わるから面白い。
追求しても時には結果に
変化が出ないこともある。
でも、それはそれで見当外れなことを
考えたり、やっているサインですから、
修正する。
それが楽しむということだと思います。
この話が参考になったら嬉しいです。