あるところに学者がいた。

この学者、実に傲慢な男でして、
舟に乗った際、舟守に対してこういった。

「お前は文法を学んだことがあるか?」

舟守は「いいえ」と答えました。

それを聞いて学者は
「では、お前の人生の半分は無駄だったな」
と見下します。

舟守は静かに舟を操縦して射たのですが
やがて、舟は渦に巻き込まれ
沈みそうになります。

その時、今度は舟守が学者に尋ねるのです。

「旦那様、あなたは泳ぎ方をご存知ですか?」。

学者が「いや、知らない」と答えると、
舟守は静かにこう言いました。

「では、あなたの人生の全てが
無駄になるところですな。

舟はもう沈みますぞ。」

これはペルシャに伝わる話なんだけど
ギリシャやアラビアの口承文学にも
見られると言われている話です。

それだけ古くから、時代や文化を超えて
伝えられている話だけど
現代でも全く同じですね。

現代はこの学者のようなタイプの人が
急速に増えた感がある。

成績上げたくて「成績が上がる勉強法」を
勉強するのとよく似てる。

とりあえず勉強しろよ、という話。

彼女ができないから「恋愛攻略法」を
勉強するのとよく似てる。

とりあえず女性と話せよ、という話。

ギターでも全く同じで。

ギターの上達法を漁りながら
ギターは弾かないというケースがこれであります。

何をしたら良いかはわかっている。

でも、やってない。

故に、いつまでも弾けないまま。

なんてケースは昔から多いです。

他にも…

基礎練習を一生懸命やって
はや数年。

でも、うまくなってる実感はない。

でも、基礎だから基礎練フレーズしか弾かない。

曲が弾けるようになりたくて練習しているのに
曲は弾かない。

故にいつまでも曲が弾けないまま。

これも同じような感じです。

さて。

この話には色んな含みがありますが
あなたはどう解釈したでしょうか。

自らの解釈に従って行動を変えてみましょう。

上達や成長・進歩に向かって1つ前進すると思います。