昨日、1200年前のアイデアを
ギターに応用させる話をしました。

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ギターの上達はこの身口意で
説明することも出来ます。

「〇〇のように弾きたい」という「意」が
スタートになります。

「意」というのは「思い」のことです。

その「意」は
「身」…つまり行動を起こすことと
「口」…言葉、つまり考え、思想、精神の
2つを揃えることで形になります。

これはギターでも同じ。

「身」は練習を実践することになるでしょう。

でも、多くの人はこれしかやりません。

「口」を忘れている人は多い。

そうなると、身口意のうちの
「身」と「意」しか揃ってないから
なかなか努力が結実しないのです。

最初はうまいこといっても
途中から伸び悩み、
つまらなくなってしまう人も同様です。

つくづく東洋人はすごいなぁ、と思うのが
ここの解決策も言葉にして残している点です。

この「口」…

つまり、精神や思想を示した言葉を
整えるためにある言葉を残しています。

それが…

「稽古」という言葉です。

「練習」と同じような意味あいで使われますが
練習と稽古は意味が違うのです。

「練習」とは鳥が親鳥の真似をして
飛べるまで何度も羽をばたつかせることから
数稽古することを指す言葉です。

一方、「稽古」とは古きに思いを馳せる
という意味です。

ギターで言うならお手本の演奏を見て
その人がどんな感覚で演奏しているのか?
という内面を読み取ろうとすることが稽古。

練習方法を聞いたときも、
なぜ、この方法に効果があるのか?
ということを考え、
練習法開発者の意図に思いをはせることを
稽古というのです。

身口意の
身は練習を指す概念ですし
口は稽古を指す概念なのです。

つまり、ギター上手になりたかったら
練習することはもちろんですが
先輩ギタリストの内面や感覚に
思いを馳せたり探ったりすることも
必要だということです。

あなたは稽古が出来てるでしょうか?

「口」を満たしているでしょうか?

追記

「口」を整えること…

つまり稽古するのに非常に役立つツールが
こういうやつです。

⏩️クリックして最高の稽古ツールを確認する

僕はこういうのを16歳くらいから
やっていますが未だに使い続けてます。

稽古するのにうってつけです。