全てのものは繋がっている。
何十年も前からそう思って生きてきましたが
年を経るごとに、新しいことを学ぶごとに
確信が強くなっています。
ギターの話も同様で、
実は…
ギターと…
心理学、脳科学、哲学、宗教、みな繋がります。
意外な話ではありますが、
戦争を論じた教えとギターもつながるのです。
たとえば、2500年前の兵法書
(いわゆる戦争の本です)に
こんなことが書かれています。
将がせかせかしている軍隊は弱く、
将がゆとりをもっている軍隊は強い。
と。
原文は煩瑣になるので避けましたが、
こんな意味の教えが掲載されています。
これ、一見するとギターに使えないでしょう?
関係ないと思いがち。
でも、これを僕たちの人体に
置き換えてみてください。
「将」を「脳」
「軍隊」を脳により動く肢体
こう捉えると先の文はこうなります。
↓
脳がせかせかしている肢体は弱く、
脳がゆとりをもっている肢体は強い。
まんま当てはまってるじゃないですか。
つまり、僕たちは脳や心がざわついていると
肢体の動きは弱くなるということです。
これ、ホントそうですよ。
心身一如。
つまり、頭の中がスッキリしている状態を
目指すことは実はギターにおいては
価値があるのです。
そう言えば、先日、
オルタネイトピッキングの教科書の
ユーザーさんが
バラバラだったパズルが
バチバチはまりだした感じがして
とても楽しいです
と仰ってくれましたが、
彼の演奏は確かに変わったので
心身一如を実感できるいい例です。
彼は僕のやり方だけを採用して
迷いながらもそれだけを信じて
突き進んでくれました。
結果、音楽の仲間から「出来る人」だと
思われているし、そのギター歴を聞いたら
みんなびっくりするらしいです。
そのギター歴では
ありえないことが起こっている、
と思われているみたいです。
ちゃんとしたやり方を採用してたら
誰でもこうなるし、
そうしようと思ったら迷いながらでも
信じて進む努力が必要です。
まともな方法に出会ったら
次に出てくる壁はそれを信じて
行じつづけることです。
その中で迷いが徐々に晴れていく。
そうして、ある時、何らかのきっかけで
パチーンと全てが繋がって
心身がスッキリする。
これがギターにおける本当の進化成長であり、
悟りだと思います。
その時にはちゃんと演奏力が身についている、
という。
ちょっと脱線しましたが…
こんな感じで全ては繋がっておるのです。
ギターを通じて他ジャンルとの繋がりを
見つけていく。
こういうのも楽しみ方の1つではないか
と思います。
参考になれば。
追記
ちなみに、他ジャンルとのつながりは
発見できると人生が変わる可能性が高いです。
同じやるならギター弾いて
人生が楽しく展開していくほうがいいですから。
楽しくやれる方向に舵切れるといいなぁ、と
思います。