スレッズに面白い投稿がありました。

 

 

7歳娘がつかなくなったボールペンに
「今までありがとう」と言いながら
ゴミ箱に優しく入れるのをみてしまった。

 

 

子どもの感性って改めて

学ばさせられる投稿。

 

 

この話を聞いて野球の王さんや

イチローさんの話を思い出しました。

 

 

王さんやイチローさんは

道具をすごく大事にされた、という話。

 

 

道具を大事にしていると

道具に応援されるという

なんともシャーマニズムあふれる話も

聞いたことがあるけど、

個人的にはあると思っています。

 

 

 

若い頃、イキってタバコを

エレキギターのヘッドのところに

差して弾いていました。

 

 

演奏に没頭してタバコの火が消えていたことが

何度もあったのです。

 

 

もちろん、ヘッドには焦げ目がついていました。

 

 

当時、尊敬していたギタリストが

「楽器なんか所詮は木の塊」と

いっているのを聞いて

すっかりかぶれていたんですよね。

 

 

焦げ目がつこうが

「おぅ、これだけ俺は没頭したのか」とか

なんとかいって勲章みたいに思っていました。

 

 

ライブでもイキってたからギターをわざと地面に

落としてノイズを出していかにも

ロックバンドがやりそうな真似事を

していたのです。

 

 

 

でも、このギターはみるみるうちに

弾きにくくなりました。

 

 

そして、どんどん演奏がしにくくなって

最終的にはネックはねじれまくって

それはそれは弾きにくい代物になってしまいました。

 

 

機械部もおかしくなって音が出なくなりました。

 

 

でも、ギター買い換えるときに

捨てる気にはならなかったので今でも

残してあります。

 

 

いずれネック入れ換えて復活させる。

 

 

そう言って、はや30年が経とうと

していますが汗

 

 

そのギターを見るたびに

あぁ、道具って

ちゃんと自分を活かしてくれているな、

と思えるのです。

 

 

僕に戒めをくれる役目を果たしてくれています。

 

 

実際にギターって優しく弾くと

すごくいい音が出るのです。

 

 

高価なギターであるとかあまり関係ないです。

 

 

アタック感あるように弾くこともあるし、

個人的には「シバキ系」とか言ってるけど

実は優しくシバいておるのです笑

 

 

道具に対する態度みたいなものも

僕は身体操作だと思っています。

 

 

整えるだけで音が変わるかもしれません。

 

 

ピンときたら自分なりにやってみてくださいまし。