ユニークな坊さんの話を思い出しました。
その内容が面白いことにギターでも
全く同じことが起こっていたのです。
もしかしたら、あなたが
知らず知らずのうちに持ってしまった
役に立たない思い込みを
崩してくれるかも知れないのでシェアします。
このお坊さん、人を集めてゴルフをやる。
すると、こういうことを質問されるそうです。
「道具一式を持っていないと、
コースに入ってはいけないんですよね?」
「ウェアとシューズがないんです」
「ルールを知らない人は参加できないですよね」
「ハマってしまいそうでコワイです」
「球技が苦手です」
「絶対空振りします」
「前にやったことがあるのですが、
イヤな思いをしてトラウマになってしまって」
等々。
でも、これらは全部、その人の思い込み。
だから、この坊さんは
全部、この思い込みを破壊するそうです。
そして、こう説くそうです。
「思い込み」とはAとBを勝手につなげて
あたかもそうであると信じ込む事から
生まれるもの
確かに、先の言い訳は
全部、ゴルフを楽しむことと関係ない。
道具がないなら借りたら良いし
ウェアとシューズがなくても運動できる格好なら良いわけです。
ルールを知らないなら教えてもらえばいいし
ハマってなにが怖いのやら。
球技が苦手だからゴルフもきっと出来ないとか
空振りするとか、
未来に対する趣味の悪い妄想です。
トラウマは過去に縛りつける
もう終わってしまった妄想です。
今、楽しむことと何も関係ない。
要はそうやって、
出来ない理由ばかり探しているのです。
そのくせに口では人生を楽しみたい、
とかいうのですからとんだ自己矛盾です。
でも、これは人のことを笑えないでしょう。
ギターでも全く同じことを起こす人はいっぱいいます。
ギターなら…
練習の時間がないからうまくならない
↓
練習の内容変えてやってみたのか?
ギター買っても続かなかったらお金の無駄
↓
やりもせんうちから何がわかる?
センスが無いからうまくならない
↓
そもそも、センスって何なんですか?
ギターは左右の手の動きの
コンビネーションなだけですが…
人と演奏したらまた迷惑かける
↓
迷惑だと思わない人を探そう。
YouTube見たけどうまくならなかった
↓
レッスンとか行けば?
ギターを人に学ぶのカッコ悪い
↓
ギター以外の事でそれ言ったら
馬鹿にされますよ。
とまぁ、こんな感じで
ワケのわからないことを持ち出して
出来ない出来ないとダダをこねるのが人間です。
それならさっさと諦めたら良いし
やりたくないのだからやらねばいいのに
口では
「ギター弾けたらかっこいいよね、
弾けるようになってみたいわー」
とか平気でいうのです。
そうやって自分を騙していることを
自覚するべきです。
自分を騙して、人にやる気の無いことを
やれるようになりたいと嘘をつく。
それがよくあるパターンなのです。
よくあるパターンですが、
それで楽しくギター弾いたり
生きていけるのか、と言われると
まぁ無理ですよね。
なかなか厳しいことを書きましたが
僕だって偉そうに言いながらも
こういうパターンに陥ることがあります。
だから、まずはそういうパターンを
認識することからスタート。
それがないと何も改善しないので
まずは自分がやらない言い訳を
持ち出してないかを
確認することからスタートしましょう。
追記
ちなみに先の話にでてきた坊さんは
密教の方です。
↓
密教は面白いので
僕もよく書物を読むのですが
実は全然堅苦しくないのが特徴です。
仏教の最終進化系みたいな感じ。
意外にギターにも使えるんですよ。