まるで終わりのない迷路のよう。

聞くだけでゾッとするような言葉ですが
これは人間関係を表した比喩として
有名な言葉です。

それだけ昔から人間関係は
僕たちを悩ませてきたのです。

心理学者のアドラーさんは

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。」
とまで言っていますよね。

でも、僕たちがギター弾く時に遭遇する
トラブルは人間関係ほど難解なものでは
ありません。

対人関係、人間関係は相手がそれぞれに
意思を持っていて、
それをコントロールすることが出来ないから
難しいわけです。

でも、ギターはそうではありません。

ギターという機材をどう扱うかは
自己完結するものです。

ということは、ギターで上手くいかないとか
「何やったら良いのか分からない」などと
いうのはそんな大した問題でないことを
表します。

実際、ギターの上達なんて
誰にでも経験できることです。

うまくならないのは
やり方教わってもやらないか
やり方を知らないか…

それだけのことです。

片方の手で弦を押さえ
片方の手で弾いているだけ。

結局、それだけのことなのです。

イメージどおりにトーンとリズムが表現できたら
誰でも弾ける楽器です。

ところが、イメージ通りにトーンとリズムを
表現することが出来ないから
そこをどう乗り越えるか、
という部分が練習方法になる。

だったら、練習方法が優秀であれば
誰でも弾ける楽器だということが言えるわけです。

だから、僕は練習方法に関しては
散々テストしてきました。

だから、それを教えたら
結果的にみんなうまくなりますよね。

うまくならない人はゼロではないけど
例外なくそういう人は
教えたことを実践してない、というのが
共通点です。

だから、それならうまくならなくて当然だろ
と思っています。

ギターはちゃんとした練習方法を
飽きることなく実践しつづけたら
誰でも弾ける楽器です。

これくらいシンプルなものだということを
是非、知っておいてください。

基礎が云々、センスが云々
知識が云々。

あまり関係ないと思っていいと思いますよ。

参考になれば。