こんな話を書きました。

 

 

ギターが無理なくうまくなる、練習の真相

 

 

 

この方、もう一つ心に残ることを

口にされました。

 

 

それがギター頑張っているけど

なかなか実らない人への答えになっている

可能性が高いと思っているのでシェアします。

 

 

 

それは…

 

「あぁ、私、頑張りすぎてますね…」

 

という言葉。

 

 

 

そう、頑張りすぎている。

 

 

大抵の人はそう。

 

 

だから、頑張るのを辞めたら良いのです。

 

 

 

でも、一つ氣をつけてほしいことがあって。

 

 

その頑張りは財産だということを

忘れてはいけないとおもうのです。

 

 

頑張ってきた人が

頑張りを手放してうまく行った話を聞いたら、

最初から力抜いて、気分もリラックスして

取り組めたら良いのだ、と思うかもしれません。

 

 

 

僕も前はそう思っていました。

 

 

でも、たくさんの生徒さん…

特に頑張りが実らずにご苦労された方と

接していく中で彼らが教えてくれたことが

あります。

 

 

それが…

 

過去の頑張りこそが

強烈な進歩成長変化を実感させてくれる、

 

という洞察なのです。

 

 

 

僕は過去に何度も書いてますが、

もともと、アホです。

 

 

学校の勉強がことごとく出来ない。

 

 

学校で教わることを聞いて、

なんでそうなるんだろう、と思いすぎてしまう。

 

 

たとえば、木という漢字を習ったら

「なんでこんなシンボルなんだ?」と

気になる子供だった。

 

 

当時は、今みたいにウェブもないし、

何で調べたら良いのかわからない。

 

 

ここで何で調べたら答えわかりそうか、

ということを真剣に考えても

わからないアホだから

手当たり次第に調べる。

 

 

百科事典見てもわからない、

何故か、動物の本を見たりする。

※手当たり次第見るからこういうことになる。

 

 

 

やっとの思いで、

漢字辞典見たら書いてあるのがわかるのですが、

今度はそこに書いてあることがわからない。

 

 

こんな感じだから学校の勉強にはついていけず

仕方無しに学校で教わることを

丸暗記しようとすると

苦痛になって仕方がない。

 

 

面白くないからファミコンに走ってしまう、

というアホ人間です。

 

 

でも、なんとかして勉強は

出来るようになっていたかった。

 

 

なんか子どもの頃から

頭良さげなイメージに憧れが

あったんでしょうね。

 

 

歴史上の人物でも英雄より

参謀に興味があったし

探偵ものの話とか好きだったから

多分、頭脳がキレる人に憧れがあるのは

間違いないとおもいます。

 

 

 

でも、どれだけ努力しても自分に負ける。

 

 

それが15歳まで続きました。

 

 

でも、それが16歳のときに出会った

先生の教えを吸収する土台、前提を

作ってくれていた、と今ではわかるのです。

 

 

 

頑張るのは良いことだと思います。

 

 

そして、その頑張りが

ことごとく実らなかったときに

出会うべき人や教えがやってくる。

 

 

そして、「あぁ、頑張りすぎてたな」と悟る。

 

 

これは頭の表面の薄皮だけで

わかった気になるのとは違います。

 

 

文字にすると同じだけど中身は

全く別物です。

 

 

 

だから、頑張ってきたけど

実らなかった実感がある人には伝えたいのです。

 

 

「諦めたらもったいないぞ」

 

と。

 

 

頑張って実らなければ実らないだけ

まるで生まれ変わるとはこういうことか、

と思うくらいのブレイクスルーがやってきます。

 

 

 

ある人が努力が実らない人にむけて、

こんなことをいいました。

 

 

「弓は引けば引くほど遠くに力強く飛びますね。

あなたは今、弓を引いているのです。」
 

 

と。

 

 

ホントこの状態なのです。

 

 

頑張って正解。

 

 

そのまま進みましょう。

 

 

そして、準備が出来たら

その頑張りを手放すタイミングがやってきます。

 

 

たくさんの頑張りが実らなかった生徒さんを

見させてもらいましたが、

みんなこの原理は変わりません。

 

 

諦めずにやりましょう。

 

 

やればやるほど、ギターから得られるものは

あなたがおもっている以上に

深く膨大なものだと

気づける日がやってきますからね。