ときは紀元前200年。
当時は西洋ではスペインからインドまでが
世界だと思われていた時代。
エラトステネスという人がいました。
彼は地球の全周を計測する方法を
編み出し、この世をさりました。
更にときは流れ、1942年。
一人の若者がこのエラトステネスに影響を
受け、一大事業を成し遂げました。
彼の名はクリストファー・コロンブス。
あの有名な航海をした男を支えたのは
エラトステネスだった、という話。
彼は、過去の人が残した知識を使って
一大事業を成し遂げました。
この話は実際にあった話です。
で、この話を紹介したのは
ギターも同じだからです。
僕たちギターの世界にも
練習法をはじめ、知識が山程あります。
過去の先輩ギタリストたちが残したものは
たくさんあります。
そういう、過去のギタリストが残したものを
利用してギター弾きは進化するのです。
そういうのをすべて利用したらいいのです。
先輩ギタリストたちが残した、
曲、フレーズ、思想。
こういうのは真似する価値があるものです。
過去に先人が残したものを素直に利用する。
このアイデアはあなたのギターを
必ず良くしてくれます。
是非、過去の人のマネから
スタートしましょう。
追記
ちなみに、おなじ先輩ギタリスト達が
のこしたものでも扱いに気をつけないと
いけないものもあると僕は思います。
特に機械的に作られた基礎練習フレーズとか
スケール練習とかは気をつけないと
いけないと思います。
理由は色々あるのですが、根本的なことを
言うと….
音楽をやるのに、非音楽的なものをつかって
技術を高めよう、というのは
不自然な行為だと言わざるを得ないわけです。
もちろん、基礎練習フレーズ等に
代表される機械的なフレーズも
1つの道具です。
だから、活用法はあるのですが、
基礎練習と銘打たれたことで
安直にそれだけやってたらOK
と考えるとイタイことになると思います。