「誰でもギター上達する」というと
批判をいただくことがあります。

ギターは音楽であり、音楽はセンスが必要だから
「誰でも」と銘打つのは誇大である、と
言われるのです。

あなたはどう思うでしょうか。

言わんとする気持ちはわかります。

音楽はセンスである。

そう信じているから「誰でも」と言われると
反応してしまう。

そして、それは確かにそうなのです。

センスがあればうまく弾けるというのも
一面、真実だから間違ってはいないのです。

でも、だからといってセンスがなければ
弾けるようにならないのか?と言われると
全くそうではないのです。

そこに気づいていただきたいと
いつも思うのです。

確かにギターにセンスが必要な部分はあります。

でも、それは世界トップレベルで
技を競うような話なら言えるかもしれない
という程度の話です。

僕はこれを学生時代に
師の口から聞いて勇気づけられたのを
今でも思い出します。

多くの人にとってギター弾けるようになるのに
センスなど関係ないのです。

センスなんかなくても弾けるようになります。

ただ、僕は20年指導させてもらってきて
5つの要素を満たしている必要があると
思うに至りました。

その5つとは以下の5つです

1、目的目標が明確である

2、明確な目的目標を達成するための
練習法が明確である

3、自らの思考・行動・価値観・信念を反省し、
改善を繰り返している

4、過去、現在、
活動しているジャンル、フィールドを問わず、
活躍した名手、深い思想哲学を持っている人に
学ぶ

5、以上の行為を習慣にしている

この5つです。

これが徹底してできると
ギターは絶対に弾けるようになる。

しかも、楽しく弾けるようになるし
それは長期的に続くものになる。

「おそらくこの人はもぅ、一生
音楽やギターを楽しむだろうな」

と思える人がうちの生徒さんに
何人もおられますが、この5か条を全てとは
言わないまでもかなり実践されている方ばかり。

当然、その腕はプロレベルになっている人が多い。

肩書はアマチュアですが、腕はプロ。

そんな人はいくらでも量産できる。

この5か条を実践し続け、
守り続けるとそれはできるようになります。

もちろん、この5か条。

一つ一つをきちんと解説すると
1つの条目に対して
1冊の本ができあがるくらいになるほど深い。

ぼちぼちこのあたりも深めていこうかとは
思っているので、よかったらこれからも
チェックしてみてください。

そして、それ以上に
ここまでの話でピンと来たなら
ご自身で先の5か条を深めてみてください。

1つでも実践するとギターの上達感に
変化が現れると思いますよ。