「え?どゆこと?」

 

約24年前の話。

僕は混乱していました。

CDデッキに次々とCDを入れては混乱が深まるばかり、、、

 

 

クラプトン、ベック、ペイジ、ジミヘン…

様々なギターレジェンドたちのCDを次々にデッキに入れては聞くというのを繰り返していました。

 

何をしていたのか?それは、、、、

スタジオで収録したオリジナル音源と、ライブ音源を聴き比べていたのです。

 

なぜなら…

ライブになるとギターソロがオリジナルのそれと違っていたからです

 

 

当時の僕はギターソロが弾けるようになるのが夢でした。

だから、オリジナルギターソロの中でも弾きやすそうなものを選んで格闘していたのです。

 

そんな折、たまたま、同じ曲のライブバージョンを聞きました。

すると、全くソロが違っていました。

 

瞬間で思いました。

 

「俺の努力は一体…」

 

オリジナルバージョンのギターソロがライブになると違ったものになるなら、オリジナルバージョンのギターソロをコピーすることに何の意味が有るのだろう、

と思ったのです。

だから、他のギタリストも同じようにスタジオ録音とライブ録音の演奏が違うのか確かめようとしていたのです。

 

これで他のギタリストも同じ結果なら…

ソロを練習するのはやめようと思っていたのです。

 

 

結果はどうだったか?

他のギタリストも同様にオリジナルとライブの演奏が違っていたのです。

 

つまり、彼らはライブになると演奏を変えているのです。

これで、ギターソロを練習する気が失せました。

 

 

じゃあ、ライブではどうやってギター弾いているのか?

その答えはおわかりでしょう。

 

そう、アドリブです。

本番にアドリブで望んでいるのです…。

 

この話は大きなヒントを含んでいます。

この話の受け取り方次第で希望にもなり、絶望にもなるかも知れません。

 

希望を感じるにはどう受け取ったらいいのか考えてみてください。