以前、うちの生徒さんが
興味深い情報を教えてくれました。
内容はツイッターの投稿だったのですが、
そこにはこんなことが書かれていました。
※あまり特定されるのはどうか
とおもったので、要約します。
自分は13歳からギターをはじめ30年は
弾いている。
経済的に貧乏にもかかわらず
頑張って数百万はギターに金をかけた。
ギターも数十本は買った。
しかし、まだ
『smoke on the water』すら弾けない。
他の曲も弾けない状態。
以上。
どう思いますか?
極端だと思いませんか?
30年て…そんなことあるの?
と思いません?
実際、これ教えてくれた生徒さんも
「ホントにこんなことがあるのか
と思いました」と
書いてくれてました。
でも、あり得るだろうな、と思いました。
ここまでひどいのはなかなか無いけど、
同じ構図の人ならごまんといるからです。
現に先のツイートには同じような人が
大量に群がってコメントを
入れられていました。
まぁ、何をもって弾けるとするか、
みたいな話もあるのですが…..
何れにせよ、望まない現実が
展開される原因は
努力の方向性がおかしいのです。
先のツイートで言うなら、
弾けないのにギター数十本買う
という方向性がおかしいわけです。
僕なんかプロ経験者ですが
仕事するとき持ってたギターは
今使っているテレキャス一本です。
その前はストラトを持ってたけど
弾いてるうちに壊れちゃった。
だから、音楽学校行くときに
フェンダーアメスタのテレキャスを購入。
それを未だに使ってます。
時々僕の演奏動画で
白のテレキャスがでてくるけど、
あれは音楽学校時代の同期が
ギター辞める時に譲ってくれたものだから
持ってるだけ。
そもそも楽器そのものに興味がないから
こうなってるし、これはこれで極端です。
でも、プロ活動はできたわけだから
弾ける、弾けないという意味で言うと
僕の努力の方向性は
おかしくなかったわけです。
このように、努力というのは間違うと
ドえらいことになるということです。
ギターは全ての基礎は演奏力です。
そして、演奏力をよくするには
トーンとリズム。
身体の使い方
この2つを押さえることが先決です。
それだけでいいんですよ。
シンプルにやりましょう。