ある教育学の高名な学者が

遥か40~50年前に教育について

4つの警告を鳴らしているのをしりました。

 

 

僕はこれを見たときに

ギターでもこれは全く当てはまる。

 

 

スッとうまくなる人と

そうじゃない人。

 

うまくなっても、

その後、音楽を楽しくやっている人と

そうじゃない人。

 

 

その差にこの4つの警告の要素は

当てはまっていると思ったのです。

 

 

つまり、この4つの反対をやると

楽しくギターも続けられるということです。

 

 

 

では、この4つの警告とは何か?

 

 

シェアしましょう。

 

 

これです。

 

 

 

怠惰

傲慢

短気

不信

 

この4つが近代教育の欠点だと

いっていました。

 

 

怠惰

 

努力をしない

 

広い視野を持とうとしない。

 

 

傲慢

 

ものの本質を見ようとしない。

 

従順さがなく直ぐに図に乗る。

 

 

短期

 

怒りっぽい。

 

それが真理真相であっても

気に入らないから遠ざける。

 

 

不信

 

なんでもかんでも疑って

自分に責を見出さない。

 

 

 

こういう意味らしいのですが、

全くギターでも同じく当てはまると思いました。

 

 

ひとつずつ当てはめてみます。

 

 

 

怠惰

 

 

継続して弾かない、練習しない。

 

情報を漁って終わる。

 

 

 

傲慢

 

 

短期間の練習で

ちょっと弾けるようになっただけで

すぐに調子に乗る

 

さらなる向上改善は求めない。

 

人の演奏をあーだこーだと

批評する。

 

 

 

短期

 

 

当たり前の道理や方法を聞かされても

自分の感覚に合わない、理解に合わなければ

怒り出す、不機嫌になる。

 

 

要は幼稚

 

 

 

不信

 

 

いちいち疑う。

 

 

権威者の発言とか、科学的データなど

論理的な、ある意味

「自分の気持ちを変えさせてくれるようなもの」

がなければ信じない。

 

 

理由や根拠を示されても

客観性がなければ、

言いくるめられている可能性を恐れて

理屈でもって疑いまくる。

 

 

やってみて確かめるという

一番はっきりと結果がわかることをしない。

 

 

 

こんな感じですかね。

 

 

もちろん、こんな要素を全部表現する人には

なかなかお目にかかれませんが

どれか一つとか二つを表現する人なら

ザラにいます。

 

 

表現するといっても

マイルドに出てくる人もいるし

ストレートに出てくる人もいます。

 

 

何れにせよ、こういうのが

にじみ出てしまう人、行為に現れる人は

やっぱり成長スピードが遅くなります。

 

 

 

先の要素を逆転させるとこうなります。

 

 

主体的に努力できて

謙虚に自分を見ていて

冷静沈着で

素直で責任感がある

 

 

確かにこういう人は

成長スピードは早くなります。

 

 

先のダメパターンをもっていても

反転できたら成長スピードは速くなるし

実際、そういう人になると

ギター一つでも楽しくできるようになるのは

何十年も教えてきて経験したことです。

 

 

ギター上達や、楽しく続けることの

参考になれば嬉しいです。

 

 

追記

要は教育とは人間性を養うことなのだ

と思います。

 

 

それが学校の勉強であろうが

家庭教育であろうが

ギターであろうが

共通して人間性を養うことなのだと。

 

 

決して、知識や技術を教えて

おわりではないとおもうのです。

 

 

先の教育者の指摘は

自分の修養も含め、

コーチとして、改めて味わうことになった

教えです。

 

 

これからも互いに

磨き合ってまいりましょう。