音楽、音楽と人はよく言うが、
楽器を鳴らしていれば音楽だと
思っているらしいね。
この言葉はなかなか刺激的な物言いですが、
誰の言葉かご存ですか?
これ、まさかの孔子。
音楽と無縁なイメージがあるかもしれません。
僕も孔子に関してはそういうイメージでした。
でも、その孔子が音楽のことを
語っているわけです。
しかも、それは2500年も前の話なのです。
僕はこの言葉を聞いたときに、
すごく本質をついた言葉を残している
と思いました。
そして、当時から音楽で起こることは
今と大差ないんだなぁ、とも思いました。
それを喝破した孔子は
やっぱりすごい人だったんだなぁ、と
改めておもったところです。
この
楽器を鳴らしていれば音楽だと
思っているらしい
というのは
楽器を鳴らしてれば
音楽やっていることになるわけではない。
音楽とはそういうものではない。
という意味だと解釈しましたが
そうだとしたら、個人的には同意します。
でも、こう言われても
どうしたらいいのかわからないのが
現実だとも思うのです。
だからこそ、矛盾しているように
思うかもしれないけど…
楽器を鳴らすことを
先に覚える必要があると思います。
まずは自分が思うように
楽器をコントロールする技術を身につける。
それが出来ないと音楽の深みは
わからなくても当然ですよね。
足し算を理解できない人が
掛け算を理解出来ないのと同じです。
人には段階があるから、
楽器を単にならすだけが音楽ではないけど
音楽を理解するには
まず、楽器を楽に思うように
扱えるようにならないといけないのは
道理でしょう。
じゃあ、ギターを楽に、自分が思うように
扱えるようになる….
この状態になるために
必要なことはなにか?
それがいつも言ってる
楽に演奏出来る身体の使いかたと
それを道具としてトーンとリズムを表現する
技術を身につけることです。
特にリズムは多くの人が軽く見てしまいがち。
だから、リズムは徹底的にやったほうが
いいと思います。
追記
この辺りの深い話や
一番最初に何をやるべきか、という話は
エレキギター練習の教科書に書きましたので
よかったら再度御覧になってみてください。
↓
https://4leaflp.com/free/renewtext5/