ギター初心者が練習してもうまくならない時に知っておいて欲しい話

ギターを練習してもなかなかうまくならないとテンションは下がってしまいがち。

「センスが無いんじゃないか・・・」

自らのギターセンスのなさを疑う前に知っておいて欲しい話があります。

通信レッスンの生徒さんの話

先日、僕の通信レッスン(FO)の生徒さんたちにワークショップ(WS)をやってきました。
そこで面白い出来事があったのでシェアします。

そのWSでは僕が一人ずつ質問に答えたり、一人ずつ演奏してもらって総合的な改善点を示すような内容でした。

そこでSさんという生徒さんにアドバイスをしました。

実はSさん、普段からご自分の事を「下手下手」と酷評していた方なのです。
実際、FOでもSさんが取り組んでいるテーマでは確かに練習してもなかなかモノにならない状況でしたから僕も「最初は下手なのは当然のことです」というような事をお伝えして頑張っていたわけです。

WSでも普段と変わることはなく、いつも通りなやりとりだったのですが・・・
他の生徒さんに対してアドバイスしている時に近くでSさんがテキトーにギターを弾いていたのです。

それはいつも見ているSさんではなかったのです。
本人はテキトーに弾いているだけだったのですが、実際弾いているものはアドリブでした。
※アドリブというのはテキトーに弾いて音楽にするというギター演奏においては高度な部類に入る技術です。

ある意味、みんなギターを弾いているのはアドリブがやりたくて音楽をやっていると言っても過言では無いと個人的には思うわけです。
※意識しているか、無意識かは別ですが。

そんなアドリブをSさんはやっていたのです。

あなたがギターうまくならないと思っているのは思い込みかもしれません。

さて。
ここで考えることはSさんは下手くそなのでしょうか?ということです。

アドリブが出来る時点で僕は下手だとは思いませんし、それは多くの人が同じ意見でしょう。
アドリブが出来る時点でSさんは下手くそではありませんよね。

でも、ご自身では下手だと思っている。
下手じゃないのに、下手だと思っている。
うまくなっているのに「うまくなっていない」と思っている、という点に問題があるのです。

何故なら、下手だと思っていたら何も弾けるようにはならないからです。
弾ける、弾けないというのは他人が言ってくれることかもしれませんが、同時に自分が判断することでもあるわけです。
Sさんのように弾けてても自分で弾けないと思っている以上はその人にとっては「弾けてない」のです。

勿論、これはあなたに同じような事が当てはまらないかもしれません。
でも、Sさんの様な事がある、ということを覚えておいて下さい。

もしかしたらあなたの思い込みなだけかもしれません。