ギター練習と態度の話

先日、もう長く通ってくれている生徒さんのレッスンをしました。

彼女がギターの練習ですごく重要な事を教えてくれましたのでシェアします。

特にギターに難しいイメージを持っている場合はヒントになるとおもいます。

彼女とのバックグラウンド

彼女は今小4くらい。
幼稚園の頃から見てるからもうかれこれ5~6年くらいのおつきあい。

最初はもう大変でした。
レッスンの途中で泣き出すわ、言うことは聞かないわ。
自分でやりたい言い出したくせに家では練習はしてこないわ。

当時は僕も独身だったし、身近に子供がいないときでした。
もう、接し方がさっぱりわからない(笑)

毎回レッスンの度に何も出来てない気がして罪悪感しか残りませんでした。
何度「この子のサポートは出来ません」と言いそうになったことか。

でも、言わなかったのは一度乗りかかった船に指導者が勝手に降りてはいけないと思ったから。
例え子供でも、何も分からなくても色々工夫する必要があるんじゃないか。

そんな風に考えて辛抱と努力を重ねました。
でも、結局、これという成果を彼女に上げさせることは出来ませんでした。

だからでしょうか。
だんだん彼女も足が遠のいていきました。

「あー、やめちゃったのかもなー・・・」

と半ばあきらめかけた頃、レッスンの予約が入りました。

前回のレッスンは半年前。

昔に比べたら多少、落ち着いてきたけど相変わらず家では練習してこない感じです。

変化

「久しぶりやなー」

と思って待ってたら入り口の戸を開けて入ってきた彼女の姿を見てビックリ。

まとっている雰囲気が違う。
何も言葉は発さなくても違いがありありと分かる感じになってました。

「あれ?」

そう思いながらもレッスンをスタートさせると・・・・

全然態度が以前と違う。

以前はちょっと出来ないところがあるとくねくねしたり、イライラしていたのに、今回はやけに僕の言うことに耳を傾けてくる。
当然、それまでに長年、ギターには触っているわけだからちょっと教えるとすぐに出来る。

かなりびっくりしました。

態度の変化がもたらすもの

態度が変わる。
これはものすごい変化をもたらします。

僕がギターの世界でマインドの事を言うのはそういう意味なのです。
だから、彼女のギターもすごく変化したわけです。

勿論、彼女のことはものすごく褒めました。
彼女の母親にもものすごく成長した感を受けたことを伝えました。

すると、彼女の母親からこんな知らせが・・・

「先生、なかなか行けずですみません。
私の仕事がなかなか忙しく娘を通わせる事が出来ませんでした・・・。」

と。

「やる気なくなったんちゃうんかーい」

とメールにツッコミを入れていました。

僕はこのことで改めて「態度の変化」の力強さを再認識しました。

ギターで重要なのは態度

今は情報がたくさんある時代です。
レッスンしてても多くの生徒さんは知識を持っています。

でも、音楽って大事なことはそんなことなのでしょうか。

確かに知っている事は重要です。
でも、その知識は活かされていないと意味がないとおもいませんか?

音楽って知っているだけでは出来ませんよね。
ギターだって知っているだけでは出来ません。

勿論、楽しくやるものだからなんでもかんでも弾けるようにしないといけないわけじゃありません。
でも、自分が楽しめる範囲では弾けるようになっている必要があるわけです。

そうするには知識を得るということが重要なのではなく、知識をつかってギターを弾けるようにする、という態度が必要なのではないでしょうか。

あなたの態度は大丈夫でしょうか。